「2年前の今頃」

コラム

今日から上半期最後の月、6月。 毎年この時期になると、月日の流れの早さに驚かされる。

思えば2年前の今頃、私は行政書士試験の勉強を本格的に始めた。令和6年度の受験を決意したのが、まさにこの時期だった。

実は私には、法律の勉強から完全に離れていた長い年月がある。 約30年前、私は旧司法試験の受験生だった。しかし、その挑戦を最後に、法律職の国家資格試験からは遠ざかっていた。そのため、今回は実に27年ぶりの受験勉強への復帰であった。

「昔、法律を勉強していたのだから有利だったのではないか」

そう思われるかもしれない。しかし、現実はそう単純ではなかった。

この間に法律は大きく改正されている。また、かつて思うような結果を得られなかった経験も、心のどこかに残っていた。特に厄介だったのは、その時の記憶だ。

「また同じように失敗するのではないか」

そんな不安を抱えながらの再挑戦は、決してゼロからのスタートではなかった。むしろ、過去の挫折という重荷を背負った「マイナスからの挑戦」だったと言える。

教材はネットオークションで前年版のDVDとテキストを購入した。 鉛筆や蛍光ペンなどの文房具も、近所のスーパーへ買いに行った。特別な環境があったわけではない。

50代、フルタイム勤務、そして独学。 27年ぶりの法律職国家資格試験への再挑戦は、決して楽な道のりではなかった。

それでも私は、もう一度法律と向き合うことを選んだのである。 その挑戦の日々については、また別の機会に書いてみたいと思う。

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